バックアップについての基本的な考え方

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ここでは、ブログのバックアップについての基本的な考え方を記しておきます。私自身、ブログを始めて、記事の数も多くなってきました。もし何かあった際に、再度同じ内容でブログを構築するとなると大変な労力になりますので、このあたりでバックアップを取得しておきたいなと思い、調査した内容になります。

バックアップの方法について

まず、WordPressでバックアップする方法はどのような方法があるのか調査しました。
結論から大きく以下の3つの方法があると考えております。

  1. サーバ管理会社(私の場合は、シン・エックスサーバ)のバックアップ機能
  2. WordPressのバックアップ用のプラグイン(BackWPup)の使用
  3. SSHで接続して、ファイル、データベースの物理バックアップ

それでは、順番にご紹介していきます。

サーバ管理会社のバックアップ機能を使用したバックアップ

シン・エックスサーバでは、管理画面にログインすると、メニューから「バックアップ」がありますのでここから取得します。

ここで重要なのは、ファイルのバックアップと、データベース(MySQL)のバックアップが必要なことです。詳細はマニュアルを見ていただきたいのですが、それぞれを取得できていることを、バックアップデータ取得履歴より確認して、確実に取得できている事をご確認ください。
こちらの取得したバックアップデータは、24時間後には削除されてしまいますので、必要に応じて、ご自身のPCやストレージ領域などにコピーしておく必要があります。

なお、シン・エックスサーバでは、過去の14日前のデータも上記手順で取り出せるので、そういう意味では、デフォルトで2週間分のバックアップはされている、と考えても良いと思います。

プラグインの使用によるバックアップ

WordPressのバックアップ用のプラグインとして、ググると「BackWPup」の情報が多く掲載されています。基本的な考え方として、不要なプラグインは入れない、になります。しかし、バックアップが不要かといわれると、そうではないのですが、次に紹介する方法が正攻法と考えますので、どちらかといえば、入れなくても良いプラグインとして私は判断しております。こちらの使用方法については、また機会があれば紹介したいと思います。

SSHで接続して、ファイル、データベースの物理バックアップ

こちらの方法が大本命です。大まかな流れとしまして、まずSSHでサーバにログインし、WordPress領域(通常は public_html 配下)を tar コマンドで丸々バックアップを取得します。
次に、データベースの部分ですが、mysqldump コマンドを使用してバックアップを取得します。
(もしくは、phpmyadmin に接続して、dumpを取得)

これらの具体的な手順については、また別途ご紹介します。
バックアップは取得していても戻せなかったら意味がありませんので、本来は同じ領域に戻すのが筋ですが、別の領域に戻してみるテストも併せて紹介したいと思います。
(2023.5.7 追記)
 AWS環境にリストアした記事 をアップしていますので、ご参考になれば幸いです。

今回はここまです。