ここでは、エックスサーバ(正確には、シン・レンタルサーバー)で、Django環境を構築した内容をご紹介します。今回の内容はSSHが利用できることが前提ですので、そちらの準備は別途お願いします。
エックスサーバでは、一般ユーザの権限しか与えられないので、サーバにパッケージとして、pythonやdjangoをインストールすることができません。そのため、ユーザのホームディレクトリにMinicondaをインストールして、そこからdjangoをインストールします。
まず、Miniconda3のインストーラを公式サイトよりダウンロードして、エックスサーバのホームディレクトリに配置します。そして、以下のコマンドを実行します。
$ sh Miniconda3-py37_4.12.0-Linux-x86_64.sh
インストール後、以下のコマンドで環境変数を読み込みます。
$ source .bashrc
以下のコマンドを実行して、インストールしたpythonを実行できているか確認します。
$ conda list
$ which pip
問題がないようでしたら、以下のコマンドでdjangoのインストールを行います。
(ここでは、djangoのバージョンを3.2.15に指定してインストールしています)
$ pip install django==3.2.15
以下のコマンドを実行して、指定したdjangoがインストールできているか確認します。
$ conda list
リストにdjango 3.2.15が出てきていれば、インストール完了です。
djangoのテストページ表示は、また別のページで紹介させていただきます。
今回はここまでになります。ほなまた!